ちなみに調査対象は僕だけですが、それでもこのタイトルに偽りはありません。
それほどまでに、このPlugin Boutique(以下PIB)というショップでプラグインを買うことのメリットは大きいのです。
DTMも長くなってくると行きつけというか贔屓にしているプラグインショップが出てくるものですが、それが僕の場合は圧倒的PIB。閉鎖でもされた日にはマイナーコードしか弾けない身体になってしまうでしょう。
先に予告しておきますが、僕は穏健派の任天堂信者だったり重めの楽天カードマンだったりしまして、一つドハマリしたモノを徹底して推す癖があります。
従ってこの記事も徹底してPIBの良さを布教したいだけの内容になると思います。
もちろん人によっては他のショップの方が好き、ということはあると思いますので参考までに見ていただけると嬉しいです。
お断りも済ませたところで以下、ひたすら推しポイントを挙げていきます。
※PIBで実際にプラグインを買う手順は別でまとめました↓
目次
日本円表示に対応している
海外のプラグインショップでは大体ドルか、良くてもポンドやユーロみたいな日本人には馴染みの薄い通貨での表示しかできないのが基本ですが、PIBは日本円での表示に対応しています。
いちいち「37ポンド 日本円」とか検索しなくても販売ページでいくらなのか分かるので、財布との相談も楽勝です。
購入したプラグインのシリアルやマニュアル、アップデートなどの管理が1つのページで完結する
PIBで購入したプラグインは全て、アカウントページで一括管理することができます。
管理できるのは以下の3つ。
- シリアルナンバー
- マニュアルとインストーラーのダウンロード
- プラグインのアップデート
これはつまり、
① プラグインを買う
② マニュアルとインストーラーをダウンロードする
③ PIB上で手順を見ながらインストールする
④ シリアルナンバーを確認して入力、ライセンスの認証を行う
⑤ 後日、アップデートが来たら同じページからアップデートできる
上記のような、プラグインの導入からアップデートまでを一つのページで一括して行えるということを意味するのです。
また③ですが、PIBで買えるプラグインは全て、インストールの手順を図入りで確認できるというのもニクいポイント。
これは多分、メーカーではなくPIB側がわざわざ用意しているものと思われます。優しすぎて思わず自分に気があるのではと疑ってしまうレベル。
そしてPIBの攻勢はまだ続きます。
プラグインは購入した後も逐次、アップデートが実施されることがありますが、PIB上ではそれも一括して教えてくれます。
プラグインも数が増えてくると一つずつアップデートを確認するだけでも時間がかかるので、一覧で見せてくれるこのシステムは大いに助かっています。
流石にアクティベート(ライセンスの認証)だけはそれぞれのメーカーサイトで行う必要がありますが、個人的にはシリアルが一覧で確認できるだけでも、PCの引っ越しに伴う再アクティベーションが苦痛でなくなったので、心を持っていかれるには十分でした。
購入額の5%のバーチャルキャッシュが毎回貰える
PIBにはVC(バーチャルキャッシュ)という制度があり、購入額の5%分の割引ポイントを貰えるようになっています。
例えば一万円のプラグインを買うと500円分のVCがアカウントに付与され、次回以降の買い物時に割引きとして充てることができるのです。
もちろん、VCがプラグインの値段を上回ればタダで購入することも可能です。
気が付くとこのVCが結構貯まっていて、他のショップが最安値だと思っていたプラグインがさらに安く買えてしまうこともあります。しかもそこにまたVCが付くため、贔屓を通り越して依存が捗る一方となるわけです。
Rewards+制度で大幅な値引きやサンプルパックとの交換が可能
値引き値引きとヤ〇ダ電気みたいですが、購入時の特典はVCの他にもう一つあります。それがこのRewards+制度です。
PIBでは50ポンド支払うごとに1つ、Rewards+トークン(スタンプみたいなもの)が付与されるのですが、これを特定のプラグインの値引き権やサンプルパックと交換することができます。
例えば上の画像では1トークンを消費する代わりに、SERUM用のサンプルパックが貰えるようになっています。
ココからがミソなのですが、普通に公式サイトから買うと当然、SERUM本体しか手元に来ないところ、PIBで買うとRewards+が2つ付与されるため、本体+サンプルパック2つが”同じ値段で”揃ってしまうのです。高度情報社会の生んだ悲劇と言えるでしょう。
また、貰えるサンプルパックや値引き権は定期的に入れ替わります。欲しいものがなければ無理に交換せず、温存しておくのが吉です。
ちなみにトークン1個を1.25ポンドのVCに変換することもできますが、これは旨味ゼロの完全な罠なので気を付けましょう。
総合的に最安値であることが多い
DTMのプラグインは頻繁にセールが行われる土壌があるため、購入前には最安値をググることが多いと思います。
PIBは公式がセールを行う場合はそれに値段を追従してくれることが多く、知らなかったばかりに損をするようなことが比較的少ないです。ただ絶対ではないので、ちゃんと比較はしてあげるべきだと思いますが。
個人的なイメージで言えば、単発の最安値はbeatcloud等になることもありますが、上記の通り
- VCやRewards+のプラスアルファがあること
- 一括管理の楽さ
等を鑑みると、本当に若干の差であればPIBで買ってしまうこともあります。
ここは好みの問題ですので、常に最安値を追い求めるのも全然アリです。というか僕も500円以上差があるなら安い方で買います。
日本語のサポートページが用意されている
これは比較的最近の話ですが、サポートページが日本語に対応しました。
日本国内向けの公式Twitterなども始まり、にわかに日本市場を意識し始めているのが伝わってくるようです。
またメールによる問い合わせも以前は英語のみでの受付だったのが、いつの間にか日本語でも対応してくれるようになっていたりと、以前より格段に使いやすくなり、そして今後も進歩していくことでしょう。
PIBの所感と弱点
滾る愛を記事にぶつけ、今とてもスガスガしい気持ちです。お気に入りのプラグインショップなどという、タモリも真っ青のニッチな話ができるブログをやってて良かったと思います。
しかしいくら好きなPIBとはいえ、決して万能ではないのは確かです。
最大の弱点は、PIBだけで全てのプラグインが買えるわけではないということ。
例えばプラグイン界の大御所、wavesの製品はPIBでは一切取り扱いがありません。ない袖は振れず、こればかりは公式か他のショップを当たるしかないでしょう。
しかしそれ以外にはこれといったトラブルもなく、至極快適なPIB。自分の中ではAmazonレベルの安定感を誇ります。
そのせいか、当ブログでレビューしているプラグイン類もPIBで買えるものが多くあります。どれも確かな愛を持って語っているものばかりですので、お時間の許す限り見ていってもらえればと思います。