【4.0追記】デキる男のマストサービス「Loopcloud 2.0」【使い方レビュー】

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“デキる男”に憧れてしまうのは、男である証拠です。

 

彼はおれたちにできない事を平然とやってのける。

「自分もその姿に少しでも近づけたら」。そう思うのは、なんと素直な感情なのでしょう。

 

何を隠そう、こういったツイートを見る時の僕の感情こそ、まさにその類のものなのです。

ゆにばす(@universe_ex)さんはブログを始めるずっと以前から、個人的に恩を受け続けている方です。

その怒涛の勢いで更新されるプラグインのセール情報は、ともすればデベロッパーの公式発表よりも早いのではないかと噂されるほど。

そして時折挟まれる丁寧なレビューは見る者の財布のヒモを静かに断ち切り、#ゆにばす破産という名の嬉しい悲鳴が今日もTwitterを飛び交います。

 

そんなネットDTM界に燦然と輝く姿に憧れを抱かないわけがありません。

少しでもそこに近づきたかった僕は、この「あからさまにデキる男が使ってそうな新しいサービス」を試してみることにしたのです。

 

今回のレビューはLoopmastersよりリリースされた、新しい形のループ素材サービス。

Loopcloud 2.0」です。

Loopcloud Music App from Loopmasters.com
後日追記

2018年9月以降、公式より度々アップデートが行われるようになりました。

追加された点については別記事に随時まとめていきますので、当記事の後で補足としてご参照ください。

Loopcloud3.0

【随時更新】デキる男のアップデート「Loopcloud」【変更点まとめ】

2022.07.04

 

Loopcloud 2.0とは

DTM用サンプル音源販売の大手であるLoopmastersがリリースした、サンプル・ループ素材特化型クラウドサービスです。

公式サイトからダウンロードできるexeファイルをインストールすることで、スタンドアロンの管理ソフトとDAW用vstプラグイン(32、64bit選択可)がPCに追加されます。

win、mac共に動作します。

 

なお、利用には無料の会員登録が必要なので済ませておきましょう。

ウエルカムキャンペーンとしていくつか無料のループ素材も貰えます。

 

デキるポイント

管理のしやすさが異常

まず特筆すべきなのが、素材データの管理のしやすさ

所持している素材データ(赤で囲った部分)はクラウド上に保管されており、ソフト上で一括管理できるようになっています。

素材には「BPM、キー、楽器、ファイル形式、ジャンル」等のタグが付与されていて、画面上部のタブから条件を選択するだけで目的に合致した素材のみをソートすることができます。

そこから目ぼしい素材ファイルをクリックすれば画面下部に波形が表示され、即試聴が始まるという寸法です。

UIが極めて洗練されていて、目的の素材へのリーチがとてもスムーズに行えます。

何かと時短が求められるDTMの実情に即した設計ですね。

 

そして管理面の大きな特徴はもう一つあります。それは

このソフト上でLoopmastersのストアに直接アクセスできるようになっており、そこで購入した素材が自動で先ほどの管理画面に追加されるようになっているということ。

素材購入→ライブラリ追加→管理運用が一つの画面で完結するという、すこぶる合理的な仕様です。

PCゲーのプラットフォームとして有名なSteamも同様の造りなので、海外ではわりかし一般的な設計なのかもしれません。

 

ちなみに素材の購入には専用のポイントを用いるのですが、そのポイントはpaypalとかクレカで買う必要があります。なぜ直接購入ではないのかは謎です。

 

試聴のしやすさも異常

ここがLoopcloudを使ってみて一番良いと感じた点です。

 

上記のとおり、素材の試聴は画面下部のプレイヤーでできるのですが、

ココだけで素材の速度やピッチの変更、一部の抜き出しといった一通りの編集をも行えてしまうのです。しかも操作が極めて簡単です。

 

速度変更は「ボタン(×2、/2)」を押すだけ。

左に表示されたBPMに合わせる形で倍速、もしくはハーフの処理がなされるので、素のままではフレーズが速すぎるor遅すぎる時に調整して、曲にピッタリ合わせることができます。

 

また、ピッチ変更は「PICTHスライダー」で度数を好きに上げ下げできるのに加え、タブから目的のキーを指定し、「AUTO KEY」ボタンを押して一発で飛ぶこともできます。「OCT」ボタンは押すたびに オク上→オク下→元のキー に移調します。

 

あとは真ん中の「AUTO」と表示されているタブですが、開くと以下のようにリズムパターンが表示されます。

ここで選択したパターンに沿って、素材の一部分のみが再生されます。ドラムパターンからキックのみを抜き出す、というような場面を想定した機能のようです。「AUTO」が抜き出しをせず、全て再生するモードです。

 

そうして曲に合わせて編集ができたなら、あとはDAWに直接ドラッグ&ドロップしてしまえばそれでおしまいです。

背筋が寒くなるほどの無駄の無さ。これが黒船を見た日本人の気持ちかと思うと、ご先祖様を偲ばずにはいられません。

 

そして恐ろしいことに、外来船がもたらしたものはこれだけではないのです。

インストール時に追加された専用VSTプラグインをDAWに差すことで、素材がプロジェクトのBPMと自動で同期し、かつDAWのプロジェクトと素材試聴の同時再生が可能になります。

 

稲妻のようなマークがDAWとの同期ボタンであり、これをONにすると素材のBPMがDAWのプロジェクトで指定された数値(画像では120)に合わせ、自動でストレッチされます。

右下に表示されている通り、この素材の元のBPMは72なのですが、問答無用で120に合わせてくれています。しかも音質の劣化もそれほどありません。

とはいえ限度はあり、あまりにも元と乖離した速さだとさすがに不自然になっていきますので注意が必要です。

 

そして「DAWと試聴の同時再生」ですが、DAW上で専用プラグインを起動した状態でプロジェクトを再生すると、管理ソフト上の素材試聴も同時に再生されるようになります。

DAWの再生と試聴が同時にされ、プラグイン上でもメーターが振れているのがお分かりでしょうか。

この機能によって、いちいち素材をDAWに貼らなくても制作中の曲と簡単に合わせてみることができるのです。

ただでさえ膨大な数になりやすいループ素材。これだけスピーディに「とりあえず」合わせてみることができるのであれば、従来の何倍も早く、目的の素材にたどり着くことが可能です。

 

まさしく「ぼくのつくったさいきょうのループ管理サービス」といった趣き。もう言葉もありません。

 

今後期待したいポイント

ローカルファイルのアップロードには今後対応予定(※2018/9 対応されました)

今まで集めたループ素材もクラウドに上げて一括管理できるのか、と思いましたが、それは今後のアップデートで追加実装される予定のようです。

一応Loopmastersのサービスである以上、他所で購入したループ素材等は追加できない仕様になる可能性もあります。

せっかくこの上なく使いやすい管理ソフトなので、制限がかけられないことに期待したいですね。

 

2018年9月、「3.0」へのアップデートにより対応しました。

詳細は以下記事にて解説しています。

Loopcloud3.0

【随時更新】デキる男のアップデート「Loopcloud」【変更点まとめ】

2022.07.04

 

DAWに貼りつける素材はローカルへのダウンロードが必要

管理ソフトから直接貼り付けられるのは便利なのですが、クラウドにしか存在しない素材は一度ローカルに保存する必要があります。

「STATE」の欄で雲のマークの隣にディスクの束みたいなマークが付いているのが、ローカルにもファイルがある素材です。雲のマークのみの素材をDAWへ貼ろうとすると、このようにバックグラウンドでダウンロードが始まります。

必要な素材だけ個別にダウンロードできるので手間ではないのですが、「クラウドから直接貼れるならストレージ圧迫しなくてええやん!」という感じではなかったようです。

そういうのは技術的な制約があるのかもしれませんね。

 

おわりに

ゆにばすさんも書かれていましたが、従来のループ素材では、

 

サイトからダウンロード

解凍、展開

一つずつDAWに貼りつけて試聴

曲に合うように編集

 

という手順を踏まなければならなかったのが、Loopcloudを導入すると

 

購入した素材を管理ソフト上で編集しつつ、DAWと同期して試聴

貼りつけ

で終わってしまうのです。

 

ループ素材をメインに扱う会社ならではの徹底されたユーザー目線の設計であり、これが今後のスタンダードになってもおかしくないレベルのサービスであると感じています。

今まではSONICWIREのMUTANTを使用していましたが、ローカルファイルの追加が可能になれば、徐々にこちらに移行するかもしれません。何より編集まで完結できるのがデカいです。

 

「仕事のできる男は仕事をしない」。これは今考えた言葉です。

デキる男はこういったサービスや仕組みを活用して余計な手間を省き、集中すべき作業のために時間を節約しているものです。

Loopcloudがもたらす時間の節約効果は、きっとあなたをデキるDTMerに導いてくれるはず。

 

そして誰かから憧れられる存在になった時、その秘訣としてLoopcloudとこのブログのことを話してもらえればと思います。

 

Loopcloud公式サイト

Loopcloud3.0

【随時更新】デキる男のアップデート「Loopcloud」【変更点まとめ】

2022.07.04

 

1 個のコメント

  • Loopcloud 使い出しました。つい一昨日。もとから無料サンプルに釣られてインストールしていましたが、使っていませんでした。一昨日はLoopmastersのMaster Bundleの値引き率に負けて購入し、普通にEdgeでダウンロードしようとしたら失敗し、それならばとLoopcloudを起動してみたら。あら不思議、さっき買ったのが全部そこにある笑。同じ日に買った別業者のサンプルパックも登録。3.01アップデートで自前サンプル登録も可能。大昔に買ったAcidized Wavファイルをフォルダごと登録。当分登録が続くでしょう。VSTプラグインも良い工夫です。そしてGUIが美麗なのは大きなポイントです。開いていて楽しいから。というわけで、俄かにループ素材を見直す機運が出てきました。更に言うとLoopmastersのパックに含まれる各種サンプラーやシンセ用プリセット、Midi ファイルも試聴は無理ですがここからダウンロードして使用できます。これは使い勝手が大変良く、販促用としても優れた発想だと思います。

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